オークションでブランド品を出品する際に悩むこと、それは出品価格です。
出品価格が高すぎると入札は入らないでしょう、ですが低すぎると落札価格が低くなってしまう可能性があります。
また、オークション代行サービスにご委託される際にも気になることの一つでもあります。
ブランド品などの価格の幅が高い場合、このアイテムの出品価格はどのようにつけるのが好ましいのでしょうか?
オークションの一般的な落札価格は購入価格の10分の1
ヤフオクなどのネットオークションに出品しようと考えている方、アントロワにオークション代行サービスの利用を検討している方も。過度な期待は禁物です。オークション(ヤフオク)の落札状況を長年、注視しているますが有名メーカー、ブランドの洋服やバッグ、アクセサリーの落札相場は購入価格の約10分の1です。つまり落札された場合、20000円のブランド品は2000円で落札されています。
ここで注意点が一つ。この価格は落札された場合の落札相場です。出品されたブランド品などのバッグ、洋服は全て落札されているわけではありません。この各アイテムの落札率はどのようなデータを利用しても調べるのは不可能です。そして、約1ヶ月でみた場合、おそらく大半の出品商品は落札されていません。つまり、購入価格の10分の1で落札されたアイテムはオークション出品において成功例といえるのです。
落札価格の10分の1以上で落札させるのがプロの手腕
ブランド品や有名メーカーのお洋服やバッグ、落札価格は出品ページの内容によって大きく左右されるます。例えば20000円のブランド品のお洋服、4000円で落札されたら出品ページの作成によって商品価値が上がったと考えてよいかと思います。
例えば、美品のお洋服であれば具体的にどのように美品なのかを記載する、希少なアイテムであればどのような理由で希少なのかを記載する、写真の枚数を増やすなどです。
オークション出品価格は購入価格の10分の1で設定する
あくまで目安ですが、上記の内容からオークション出品の価格設定を考えます。もちろん、オークファン(aucfan)などの落札相場を確認することは最も重要です。もしもオークファンで同アイテムの落札事例があれば確認することができます。同じブランドのバッグでもデザインによって落札相場が違うということを確認することができます。そして高値で落札されるアイテムと分かれば、躊躇なく出品価格は高くしていただいてかまいません。
※オークファンは過去3年間までのオークション落札相場をアイテム別に確認することができます。
ですが、落札件数が少ない場合や同じブランドでも様々な価格が混在しているアイテムは出品価格を確認することができない場合があります。その場合は購入価格の10分の1を目安として、人気度や商品の劣化具合を加味して価格を上下させてください。出品価格が高すぎず、安すぎずといった価格設定です。
購入価格5000円未満のアイテムの委託が難しい理由
購入価格が5000円未満のお洋服はアントロワではご委託をお勧めしていません。理由はやはり落札相場です。仮に3000円のアイテムを出品した場合、落札相場は10分の1の300円。さらに落札率も下がるでしょう。これではオークション代行サービスを利用するメリットはあまりありません。弊社としてもお客様の期待に応えることが難しくなってしまいます。ですが、お客様のご希望であれば誠心誠意の対応を致します。
以上がブランド品の洋服や人気のバッグなどをオークションに出品する際の価格設定の考え方です。
参考になりましたでしょうか?
もちろん、ネットオークションに出品する人によって多少の考え方の相違があります。
ぜひ、皆様にとってより効果的で後悔のない価格設定ができることを願っています。
2013年12月16日、個人調査