こんにちは!ヤフオク代行&ブランド買取アントロワの平川です。
最近、ファッション雑貨を扱う男性販売員の方とお会いする機会があり、とある相談をお受けました。今回のブログではその内容をお話させていただきます。
総合ファッション雑貨を扱う男性販売員のAさん、今回いただいた彼の悩みは切実なものでした。
販売の仕事は夕方になると足が痛くなってくる・・・
Aさん「販売を始めて5年になるのですが、販売の仕事は立っている時間が長くて、夕方になると足が痛くなって仕方ないです。足が疲れない靴を探しているんですが、大柄な僕には合うサイズがないんです。」
彼は靴のサイズを31cm、メーカーによっては32cmを履くそうです。街の靴屋さんではほとんど扱いがないサイズだそうです。ほとんど扱いがないことから、以前から決まったメーカーの物しか履いていませんでした。
販売員のお仕事は働いている時間のほとんどを立って過ごします。販売員の皆さんにとって靴選びはとても重要なことではないでしょうか?履いているシューズを拝見する限り、履き心地にこだわりがあるメーカーではないというのが印象です。私が提案するシューズを履いてもらえれば明らかに仕事の質が変わると確信しました。
私はまず一つだけ質問をさせていただきました。
私「勤務先からシューズのデザインやメーカーなどは指定されていますか?」
Aさん「会社からは派手な柄や色物ではなく、黒やグレー、茶色などの無地なら問題ないです。」
特に細かい指定がないようであれば、様々なメーカーから選ぶことができます。
スポーツシューズを試したことはありますか?
私「ではスポーツメーカーのナイキ、プーマ、リーボック、ニューバランスなどのスポーツシューズは履かれたことはありますか?」
Aさん「いえ、履いたことはないです。街の靴屋さんでもサイズは29cmまでしかありませんから。店員さんに聞いても扱っていないと言われました。大きなサイズを扱っているお店は限られていてメーカーも選べないんです。そもそもメーカーで作っていないんじゃないですか?」
私「海外のメーカーであれば、大抵は31cm、32cmも製造していますよ。国内の小売店が仕入れていないからです。欧米など海外には大柄な男性は多いですよ。」
メーカーによってはアジア人向け、欧米の方向け、のように企画・生産が異なることがよくあります。アジア人は小柄な方が多いので欧米向けのお品よりもサイズのラインナップが少ないことがよくあります。ちなみに同じサイズでも生産国によってはサイジングが若干異なることがあるので注意が必要です。
Aさん「そうなんですね。作っていることを知りませんでした。でも国内では買えないですよね?」
私「国内でも大きなサイズのスポーツシューズを扱っているお店はありますよ。インターネットで検索すると出てくるはずです。ネット通販でしたら返品交換が無料の場合も多いです。ちなみに海外通販を利用するのも一つの方法ですね。ebay でしたら世界中から購入できるので好きなデザインも選べますよ。ただ試着ができないのですが・・・。」
簡単な英語が使える方は海外通販を利用するのもお勧めです。国内の通販を利用するよりも日数(1ヶ月掛かることも・・)が掛かりますが、国内では探しても見つからないものを見つけることができます。
特にハイテクスポーツシューズを履き比べてください
いよいよ、彼も本気でシューズ選びに挑戦する気になったようです。これまで他スタッフが履いているのを見て、羨ましく感じていたのでなおさらですよね。彼は今まで履いてみたかったシューズがあったようです。
Aさん「僕、コンバースとかみんな履いてるのに挑戦したかったんです!ありがとうございます!」
私「ちょっと待ってください。私がおすすめするのは、ナイキ、リーボック、プーマ、ニューバランスなどのスポーツシューズです。特に最近発売された最新のテクノロジーを謳っているものが良いです。出来れば1万5000円以上するものがおすすめです。」
Aさん「スポーツシューズはあまり履いたことがないんです。スニーカーはどれも同じと思っていました。やはり履き心地は違うのでしょうか?」
私「はい、履き心地は全く違いますよ。特に最近のハイテクスポーツシューズは軽いですし、クッション性が高いし、フィット感もバッチリです。イメージとしては厚めの絨毯を素足で歩くような感覚です。正直なところ、値段が高いほど作りも良いと思います。メーカーによっては日本企画として安価なものを別に製造することもあります。出来れば日本企画ではなく、メーカーの上位モデルがおすすめです。大きなサイズも作っていますし。出来るだけ試着して自分の足に合う物を選んでみてください。」
私は24歳の頃に膝の半月板損傷と診断され、手術した経緯があります。1ヶ月ほど入院し退院しましたが、かれこれ10年近くは膝に痛みや違和感を持っていました。その為、少しでも楽に働けるシューズを探した経緯があります。
Aさん「じゃあまずはインターネットで検索して、それから試着して決めたいと思います!」
今回はスポーツシューズに変えて劇的に楽になりました
後日、彼から連絡をいただきました。ナイキの人気シューズを購入したようです。サイズもバッチリで、デザインも大変気に入っているそうです。
Aさん「先日はありがとうございました。こんなに履き心地が良いなんて知らなかったです。丸一日歩いていても筋肉痛にならないです。仕事はもちろん、人生がそのものが変わりました。本当に毎日が楽になりました。」
今回、立ち仕事がメインの販売員が履くシューズについてのエピソードを紹介しました。
販売のお仕事は接客やレジ業務だけではなく、バックヤードでの品出し業務など、身体に負担が掛かることもあります。中にはダンボールがうず高く積まれ、様々な脚立を使用するアスレチックルームのようなバックヤードもあります。
ファッション性はもちろん大事なのですが、それよりも販売員自身が閉店近い時間でも最高の接客を提供できるようにすることが重要です。ご自身の体力とお客様のことを考えて、最善のシューズを選んでいただければと思います。
もちろん、ハイブランドを扱うショップや、セレクトショップのクロージングフロアなど履かれるシューズに制限があることは一般的です。
次回はそういった制限が強い方に向けて書くことができればと思います。
今回もご一読いただき、ありがとうございました。
2018年5月11日 ファッション専門!オークション代行&ブランド買取 アントロワ