こんにちは!アントロワの平川です。
最近、アパレル業界では続々と接客英会話の本が販売されているようです。
連日のように耳にする中国人観光客の爆買いニュース、そして2020年の東京オリンピックに向けて外国人観光客の増加・・・。そうです。アパレル業界全体で外国人観光客への対応が急務なのです!
ですが、アパレル販売員の皆様、貴方の周りに英語がペラペラの販売員さんはいますか?
ほとんどいない・・・というのが現状ではないでしょうか?そんな英語を話すことのできない皆様に少しでも、外国人への接客に前向きになってほしい!と、そんな思いで今回のブログを書いていきます!
「私は英語を話せない」と決め込むのは損!
外国人観光客への接客に前向きになれない販売員様、「私は英語を話せない」と思っていませんか?
さらには「日本の英会話教育が間違っているせいだ!」などと思っていたりしませんか?
まず、日本の英会話教育は世界的に見ても高水準です。現在でも小学校5年生から英語の授業が始まり、中学校3年生までは必修科目とされています。この勉強量、世界の多くの国に比べて少ないですか?実は圧倒的に多いそうです。
確かに筆者の世代でも英会話を勉強したという記憶はほとんどありません。なので、英語を話せる人は少ないと感じてしまいます。ここが「私は英語を話せない」と決め込んで、接することに躊躇する理由なのかもしれません。
では、授業で私達が得たものとは何だったのでしょうか?それはまず、文章を読む力、単語知識が挙げられます。つまり簡単な英語なら、日本人は話すことができなくても読み書きできるのです。そして、多くの単語を知っている。
例えば、ヨーロッパのドイツ、スペインなど、母国語を主体とする国々の人たちは簡単な英語を話せることが一般的です。ですが、彼らは文章を読み書きできない人が少なくありません。日常で自然と覚えた英語なので、正しい文章に起こすことができないのです。
つまり、20代~40代などアパレル販売員で働く皆さん、実は他国の同世代と比べて実に多くのことを学んでいるのです。あなたの頭の中には、多くの英語が詰まっているのです。この知識を活用する方法を考えましょう!
以前、アパレル販売員に役立つ英会話についてブログを作成しました。以下をご覧ください。この程度の英会話ができれば十分です。英会話に囚われることなく、自信を持って外国人に接客してください。
No.15 外国人の観光客を喜ばせよう!アパレル販売員の英会話
「英語を話す」だけが接客手段ではない!
英会話をネイティブレベルで話すことのできる販売員は多くおりません。最近は接客英会話の本が続々と販売しています。ですが、接客英会話の本を必死に読んで覚えるという行為、これは中学校で教科書を読んで覚える行為と変わりないことに気付いていますか?
もちろん、接客英会話の本を暗記することが無駄ではありません。基本的な会話は覚えておくに越したことはありません。ですが、暗記した言葉=コミュニケーション力ではないことは明らかです。
外国人におもてなしの気持ちで接客をすることが前提です。そして、話すことが難しいのなら「筆談」をする、もしくは「パソコン・タブレットで翻訳する」ことも外国人のお客様とのコミュニケーションに大事な手段なのです。
さらには相手が中国人観光客の場合、筆談は便利です。漢字の意味は日中で同意語の場合が多いからです。そして、パソコン・タブレットではインターネット環境があれば、専門サイトが世界中の言語を自動翻訳してくれます!
その他にもたくさんあります。各サイトの利用方法はさほど変わりはないものの、翻訳結果が微妙に違います。翻訳結果に疑問を感じる場合は各サイトで比較をされるのがお勧めです。もちろん、翻訳ソフトをインストールしてしまえばオフラインでも利用可能です。
さらに英語だけなく、世界中の主要言語に対応している優れものです。このサービスは英語を話せるけどネイティブレベルではない、ほとんどの日本人が利用していることでしょう。
外国人のお客様が言っていることは分かるけど、何て答えたらいいのか分からない・・・。そんな時に翻訳サービスは役立ちます!話すことが難しいのなら、翻訳結果の画面にお客様に見てもらいましょう!
近年、各アパレルショップではノートパソコンやタブレットの活用が始まっています。せっかくなら、外国人の接客にも使いましょう!これも立派な外国人のお客様へのコミュニケーション手段です。
2015年8月21日 ファッション専門!オークション代行&ブランド買取 アントロワ