こんにちは!アントロワの平川です。
毎日のようにブログを書いていますが、もっと誰かの役に立てないかと考えていました。そこで、今回のブログではアパレル販売員の皆様の役に立つ内容を提供しようと思います。
その内容は私のアパレル販売員時代での失敗談です。
アパレル販売員の皆様にお読みいただきたいです。このように働くと失敗する、痛い目を見ます、ということが分かります。
私の実体験を交えてお話します。
仕事は無理をし続けてはいけません
入社一年で店長に抜擢!新店を任されるも・・・。
私は24歳の頃、努力だけは誰にも負けない、そして自分には努力しか成功の道はないと思い続けていました。毎日、毎日、アパレル販売員の仕事を必死に頑張っていました。仕事が終わると業界誌やファッション誌を読み漁り知識を付けることに必死で、仕事のことしか考えていませんでした。
頑張りが認められたのか、なんと入社1年で店長になることが出来ました。
そしてすぐに新店オープンを任せられました。
商業施設のオープンに合わせてオープンする店舗なので注目度が違います。オープン準備に2ヶ月間、ほぼ休みの無い日が続きました。休みの日も本社から出社命令の電話が来る始末。
スタッフは私を含めて7名。しかし、私の他6名は全て新入社員か新人アルバイト。
そしてスタッフが店舗に配属されたのは新店オープンの1週間前・・・。
私以外のスタッフはレジすら覚えることなく、お店はオープン!!
商業施設がオープンなので、オープンセールも開始。お客様で溢れ返ります。
レジはお客様で並ぶも、レジ対応ができるのは私のみ。
売場はお客様で溢れ返るも新人スタッフにいきなりのセールは辛いです。辛い思いをさせてしまいました。ですが、「とても売場が回らない!」と本社に言ってもなかなか動いてくれません。
常に店にいる必要があったため、この状態で朝8時から深夜までさらに1ヶ月間、休みなく働き続けました・・・。
休みなく働き続けた結果に待っていたものは?
1ヶ月経った頃、自分の足に違和感を感じていました。膝がうまく曲がらないのです。そして激痛。我慢しながらさらに1週間経った頃、ついに歩けなくなりました。
病院に行ったところ、「膝の半月板損傷」と診断。手術と入院を余儀無くされました。病院の先生からは「原因は不明。すぐに診察に来ていれば状況は違った。」とのこと。その頃の私は、そのような状態になっても仕事に行こうとしました。いわゆるワーカーホリック?というものでしょうか。
あえなく2ヶ月間の入院。3ヶ月後に復帰した時、すでに会社からは「お払い箱」になってしまいました。
そして、その後の5年間は毎日、膝が痛くて仕方なかったです。足が痛いのを隠して販売員をやるのはけっこう辛いですよ。
無理して働くことは限度がある
その経験から学んだこと、3つあります。
- 自分で何でもやろうと思わないこと
- 体調管理が何より大切だということ
- 人生は仕事だけではないということ
当時の自分は、「自分が居ないとお店が潰れる」とでも思っていたのかもしれません。ですが自分が居なくなっても、お店は何事もなかったかのように代わりの人が頑張ってくれるんです。他の人ができることは他の人にお願いすればいいんです。
そして体調管理が大事です。私は足を怪我してから5年経つまで、遊ぶ時でさえ足が痛かったです。
たった1.2ヶ月の無理で5年間を痛みと共に生活しなくてなりませんでした。
趣味の旅行の時まで足が痛いのですから困ったものでした。無理をしたことにとても後悔しました。
過度に働く時はしっかりコミュニケーションを
最近はブラック企業の問題で職場の環境にも注目がされるようになってきました。
今、様々な理由によって辛い職場環境にいる方もいるのではないかと思います。絶対に度を超えた無理はなさらないようにしてください。そして、自分では自分の置かれた環境は分からないものです。そのような環境で働いている同僚や知人、友人がいたら無理をさせないように止めてあげてください。
自分の状態に関しても、近くにいる人の状態に関しても、しっかり目を配りコミュニケーションを取りましょう。
以上、個人的な経験から話をさせていただきました。
私みたいに真面目に頑張るだけでは、頑張りは報われません。部下や上司、仕事仲間にしっかりと自分がどのような人間なのかを表現すること、できるだけ腹を割って話せる仲間を増やすことを大切に考えることです。日々の仕事を終えてから、今の会社を辞めた時に自分に残る大きなものは仲間です。
2013年11月28日 インターネット委託販売&ブランド買取 アントロワ