こんにちは。当店はインターネット事業の他に北千住で婦人服を扱うお店も運営しています。
突然ですが、当店は今年の2月にカスタマーハラスメントと言える事案に巻き込まれました。
今日は、私が実際に経験したカスタマーハラスメント(通称:カスハラ)について、記録と今後のための整理も含めて、ここに書かせていただきます。
正直に言うと、ブログでこういった内容を公開することは、とても迷いました。
ですが、同じように悩んでいるアパレル関係の会社やお店、スタッフの方の参考になればという思いで、書くことを決めました。
当店は私とアルバイトが1名いるだけの小さなお店です。この日は私が一人で売り場に立っていました。
それではカスタマーハラスメントが発生した日のことを書かせていただきます。
2025年2月〇日 14:15頃、ある中高年の女性のお客様がご来店
いつも通り10時に開店し、昼食を取ってすぐ、一人のお客様が来店されました。
来店されてすぐに私はそのお客様に違和感がありました。その方はとても早口で、最初から会話のキャッチボールが難しいように感じたからです。
こちらが一言答えると、それに対して何十もの言葉が返ってくるような状態で、すぐに通常の接客とは違うと感じました。
「なんでこんなに安いんですか!?」「
威圧的な口調になるような質問の内容ではないです。私は驚きながら「そ、そうですね、企業努力だと思います」とお答えしました。
今度は「このブランドは私は嫌いなのよ」と、よく分からない理由で強い口調で仰っていました。
私は着こなしの提案として「このワンピースにはこのパンツが合うと思いますよ」とお伝えすると、「でもこっちもいいんじゃない」と返され、最終的にその方が試着された服がとても似合っていたので「素敵ですね」と率直にお伝えしました。
ところがその瞬間に、「だから言ったじゃない、あんたは何も分かってないのね。なんで売り場に立ってるの?」と大声で罵声を浴びせられました。
接客の域を超えるような命令、業務妨害的行動
さらにこのようにも言われました。「私は試着するから、あなたは裏に行ってパソコンでもしてなさい」と。しかしながら、この日は私一人だったため、防犯上、売り場を無人にすることなどできません。
その場で洋服のお畳をしていると、「なんで裏に行かないの!?裏に行けって言ってるでしょ」と怒鳴られました。
さらに、怒り口調で「あんたはスタッフとして全く基本的なことができていない」「商品のハンガーの向きがこっちだったら商品が見えないでしょ」と、商品のハンガーの向きを勝手に変えたり、「鏡の位置が悪い」「レジが変な場所にある」といった指摘を次々にされました。
さらに、数十年前の映画や高級ブランドの話を唐突に質問され、私が答えられなかったことで「そんなことも知らないの?なんでこの仕事をしているの?」と何度も罵倒されました。
人格や容姿への攻撃
接客中、「アパレルで働いているなら痩せたほうがいいんじゃない?あはは」とも笑われました。
私は40代男性ですが、スポーツジムにも行くなどアパレル業界で働いているので体形にも気を遣ってきました。明らかに私の容姿を揶揄するような発言であり、さすがに我慢ならないという状況でした。
私は限界を感じ、「これ以上悪く言われるようでしたら警察を呼びますよ」とお伝えしたところ、さらに怒り出され、やり取りはエスカレートしていきました。
最終的には、外で膝をついて謝罪するよう強要され、さらに「泣きながら謝りなさい」とまで言われました。私は心身ともに限界になり、実際に泣きながら謝るという経験をすることになりました。
土下座の強要・明らかな無理な要求
外で膝をついて約30分、土下座に近い形で謝罪していました。謝る必要などありませんが、早く帰ってほしい一心でした。その方は「外でそうされると私が悪いみたいだから、中で話そう」と言いました。
店内で話していても収まりません。また、土下座をして謝ることになりました。「泣いていないのは土下座ではない、泣いてみせなさいよ」
途中、「そういえば、私、株価をチェックする用事があるのよ、
僕の様子をスマホに収めてSNSに晒すのでは、
こちらが謝り続けていると、お客様は「
私は、「なにかあったときに責任が取れないのでやっていないです」
何も返答せず、帰ってもらうことに成功
この方が言うことに何か返事をすると、意味不明のことを言われてしまいます。会話をすること自体が困難だと思い、この方が言うことに何も言葉で返さないようにしました。「はい、はい、そうですか」とだけ返事することにしました。
この返事を繰り返したところ、やっと帰っていただきました。しかしながら、来店してから帰っていただくまで3時間近くかかりました。当時は、やっと帰ってもらったと安躇したもののパニック状態だったと記憶しています。
翌日、一本の電話が・・警察署へ相談することに
非常に強い恐怖感があり、すぐにスタッフや家族とも相談をすることになりました。もう来店はされないだろう、というのが全員の認識のようでした。
ですが、翌日の昼に一本の電話が鳴りました。出るとそれは昨日の方でした。
「今から、昨日買った洋服をどのように私が着こなすのか、自宅のクローゼットの洋服も全部持っていって、ファッションショーをしてあげるわ。今から行く。あなた、今日はお店にいるのかしら?」
私ははっきりとお断りし、その恐怖から、すぐに近くの警察署へ駆け込みました。
警察署の見解・警察官から言われたこと
そして次回来店されたら、「あなたとはお取引いたしません、お引き取りください」
その後、不眠・動悸・恐怖感で病院へ
とりあえず、カスタマーハラスメントが発生した日と次の日の出来事を書かせていただきました。この2日間はパニック状態でしたが、これで大丈夫だろうとはなりませんでした。
本当の苦痛や悩みはこの後に起きました。そして、その苦痛や悩みは2カ月ほど続きました。
次回のブログでは実際に自分にどのようなことがあったのかを書かせていただきたいと思います。少しでもアパレル関係の会社やお店、スタッフの方の参考になれたら幸いです。
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